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淫蟲和伝 怪蠱録
【ブランド : 48Te 】
時は戦国時代、古くから巫蠱(みこ)を守る土地があった。巫蠱の持つ力は離れた相手でも簡単に呪い殺せると云われるほど恐ろしく、おぞましい力であった。百矢鋪(ひゃくやしき)という小さな領地。それを治める領主の娘・密(ひそか)という巫女がいた。彼女は幼き時より巫蠱として育てられ、屋敷の奥でその名の通り、密かに育てられた。ある時、一人の旅の女武芸者が百矢鋪に訪れる。この女武芸者の名は薙結(なゆ)、彼女は物の怪を狩る者で、巫蠱が放つ禍々しい何かにつられ、この地にやってきたのだ。彼女は妙な不安に駆られながらも足を運んだ……。そして、影から影に移動し女の後を追う者が一人……。まるで獣のような身のこなし、木から木へ飛び移り、風のように移動する。素早い動きで女を追う者、かの者は巫蠱の力を探るために近辺に潜んでいた忍で、名を纐纈(あやめ)という。物の怪を狩る女に巫蠱を狩られては困ると、彼女を追うことにしたのだった。
触手 / 巫女
【ブランド : Lose 】
「ここがものべの!?なーんにも無いねぇ」高知の山深い寒村・茂伸(ものべの)村へと六年ぶりに帰省した主人公・沢井透と、ふるさとのことをすっかり忘れてしまったらしい妹・夏葉。都会はおろか、他の人里からさえ隔絶された古びた空気の中、家守妖怪‘あかしゃぐま’のすみ、幼なじみのありす、傘妖の飛車角――懐かしい面々との再会は、錆び付いていた記憶の時計を動かし始める。大掃除、山遊び、水普請、畑仕事、牛鬼の来訪……少しも変わらぬ茂伸の暮らしを重ねるうちに、やがて村に伝わる土着信仰‘ひめみや流’の夏祭りの夜が訪れる。夜行市に賑わう境内に響く触太鼓は、祭りのクライマックス‘面舞い’の始まりを告げるもの。ちぐらとヒトカタとに守られた舞台に浮かび上がるは、七面頬(ナナツラオ)なる大妖と人間たちとが織りなす歴史。その舞の最中、夏葉は突然倒れてしまう。「おにいちゃん……夏葉……体がヘンだよう」一晩にして十センチ以上伸びた身長、体型の変化、下腹部からの初めての出血。夏葉の身体を襲ったものは、まぎれもない異常成長だった。(このまま、異常成長が続いてしまえば……夏葉の命は!)果たして原因は病か祟りか――焦燥の中、すみとありすとの力を借りて、透は夏葉を救うための手掛かりを探し始める。
姉・妹 / 伝奇